私は理学療法士の国家資格を取得後、総合病院のリハビリテーション科に勤務し、整形外科疾患、呼吸器疾患、脳血管疾患、心大血管疾患、
ガン患者など、病歴も年齢もさまざまな、ありとあらゆる患者さんのリハビリを担当してきました。
16年間の臨床経験で、リハビリに関わった患者さんは2000人を超えています。
現在は、予防医学サロン&ピラティススタジオ「リハティスプラス」をスタートし、日々、多くのお客様の体に向き合う毎日です。

こういった現場を数多く見てきて、私はやはり早くからの予防が必要だと確信しています。
寝たきりになる前に、もっと若いうちから何とかできないのだろうか?


――この答えを日々模索する中、海外ではヨガやピラティスによる姿勢改善が広く浸透していることを知りました。
ヨガやピラティスでも、うつぶせ寝でのポーズやエクササイズが数多くあります。


そこでこれを、私の専門である運動療法の要素と合わせて、日本でもっと広めたいと思うようになったのです。
常に可能性を探求し、全力で患者さんと接する中で、私は姿勢の改善と体幹筋力の強化によって、

肩凝りや腰痛、或は膝痛や股関節痛などの多くの体の不調が改善することに気づきました。
そのための第一ステップが誰にでも簡単にできる方法が“うつぶせになること”だと思っています。

少子高齢化による医療費増大が叫ばれるなか、厚生労働省では医療費削減のための介護予防に力入れています。

私は行政の予防事業にも携わっていますが、介護の必要がない比較的元気な方でもうつぶせになれない人が数多くいらっしゃいます。

たくさんの方が簡単にうつぶせになれる高齢者になっていけば、日本全体の健康寿命が確実に上がると確信しています。

そして、寝たきりにならず、いきいきとした毎日を送っていただけたら、これほど嬉しいことはありません。

うつ伏せ寝姿勢そのものは特別難しいものはありません。

ただし、年齢が上がるほど、背骨がゆがんだり、筋力が低下したりして、うつぶせになるのが大変になるのは事実です。

ですから、ぜひ少しでも若いうちからやっておくことが大事だと思います。

このような経緯から日本うつぶせ普及協会を設立いたしました。

 

多くの方々が日常的にうつぶせになる習慣をつけていただき、うつぶせが簡単にできる高齢者になっていけば、元気で質の高い生活が送れます。
このような活動で、日本全体の健康寿命の延伸に貢献したいと願っています。

 

日本うつぶせ普及協会
代表理事 乾 亮介